Medical診療案内

内科

発熱、咽頭痛、鼻汁などの風邪症状、咳、痰などを伴う気管支炎、腹痛、吐気、下痢などの消化器疾患など)の治療、生活習慣病(高血圧や糖尿病、高脂血症等)の管理・指導を行います。認知症に関しては、専門医や他職種と連携して、サポートしてまいります。

生活習慣病

あなたはこんな生活をおくっていませんか?

  • 毎日、偏った食事になっている
  • 運動不足が続いている(1日15分以上歩かない)
  • 飲酒・喫煙の習慣がある

このように、運動習慣や食生活をはじめ、日々の生活習慣の乱れによって生じる病気を「生活習慣病」といい、代表的な病気として次のものがあげられます。

  • 肥満
  • 高血圧
  • 高脂血症(脂質異常症)
  • 糖尿病

これらは「沈黙の病気」といわれ、自覚症状がほとんど無いままに進行します。
そのために長い間、気が付かないで放置され、ある日突然、生命を脅かすような事件が起こります。
その最初の発作に死亡する場合も決して稀ではありません。それを防ぐためにも早期発見=定期的な健康診断を受ける必要があります。
健康診断はまさに「転ばぬ先の杖」なのです。

動脈硬化

高血圧について

高血圧は、長い時間をかけて動脈硬化を進行させるとても怖い病気です。狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・腎不全などの原因となります。

高血圧の基準

高血圧の診断基準は、上は140以上、下は90以上です。
また、家庭血圧の基準値はより低く、135/85以上であれば高血圧になります。
120/80未満が、循環器病のリスクが最も低い最適な血圧です。

高血圧の基本的な治療法

生活習慣の修正は、高血圧の基本的な治療法としてとても重要です。

  1. 減塩 1日の摂取:6g 未満
  2. 食塩以外の栄養素
    ・野菜や果物の積極的摂取
    ・コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える
    ・魚(魚脂)の積極的摂取
  3. 減量 BMI(体重[kg]÷ 身長[m]2乗)<25未満
  4. 運動 ※心血管病のない高血圧患者が対象
    中等度の有酸素運動を中心に定期的に(毎日30分以上)行う。
  5. 節酒 エタノールで、男性20~30ml/日以下、女性10~20ml/日以下
  6. 禁煙

当院では高血圧の有無を調べ、本態性高血圧か2次性高血圧かの診断も行います。

2次性高血圧とは副腎腫瘍、腎動脈狭窄症などが背景にある高血圧のことで、降圧剤治療のみでは完治しません。その他、高血圧による悪い影響(臓器障害)や心臓血管系合併症は出ていないかを検査します。
胸部レントゲン検査/心電図検査/心臓超音波検査(心エコー)/頸動脈超音波検査(頸動脈エコー)/採血/尿検査によって、他の危険因子をどの程度もっているかを調べます。
速やかに降圧しなければ臓器障害が進行するリスクが高い方は、食事運動療法と同時に薬物療法を開始します。

高脂血症について

高脂血症とは、血液中の脂質成分が異常値になっている状態を指します。
高コレステロール血症・高脂血症・脂質異常症の3つに分類され、現在は「脂質異常症」と呼ぶようになっています。

脂質異常症は血液中にのコレステロール・中性脂肪などがが多すぎる状態で、中でも

  • 悪玉(LDL)コレステロールが多すぎる。
  • 中性脂肪が多すぎる。
  • 善玉(HDL)コレステロールが少なすぎる。

などの状態を示します。

脂質異常症の診断基準

※ 空腹時採血

高LDLコレステロール血症 LDLコレステロール → 140mg/dL以上
低HDLコレステロール血症 HDLコレステロール → 40mg/dL未満
高トリグリセライド血症 中性脂肪(トリグリセライド)→ 150mg/dL以上

脂質異常症の治療

食事療法

  1. コレステロール摂取量は1日300mg以下を目指しましょう。
  2. 動物性の脂肪を減らし、魚や植物性の脂を多くしましょう。
  3. アルコールは控えめにしましょう。
    → 1日25g以下に。ビール中瓶1本、日本酒180ml、焼酎100ml程度、ワイン100ml程度。
  4. 食物繊維を多くとりましょう。
    → 食物繊維はコレステロールの吸収を抑えます。
  5. 魚、大豆製品を多くとりましょう。
  6. 清涼飲料水や菓子類などの過剰摂取は控えましょう。
  7. マーガリン、ショートニング(食用加工油脂の一種)、菓子類に含まれる悪い脂(トランス型不飽和脂肪酸)の過剰摂取は控えましょう。

個人差はありますが、コレステロールや飽和脂肪酸の摂取量が多いとコレステロール値が高くなり、動脈硬化の進行を早めます。

例:コレステロール値が高くなる食材
卵類(鶏卵や魚卵)、内臓類(レバーやモツ),肉類の脂身や鶏肉の皮、ラード、バター、乳脂肪、ココナッツミルクなど

運動療法

毎日何らかの形で、体を動かすことは、身体的にも精神的にも好ましいことがはっきりしています。脂質に対しては、中性脂肪が低下し、HDLコレステロールは上昇します。また、

  • 血圧を低下させる。
  • 糖尿病の血糖コントロールが良好になる。
  • うつ病の予防につながる。
  • がん予防、動脈硬化の予防につながる。

など、さまざまな良い効果が期待できます。

最適な運動は有酸素運動です。
1日30分程度(1週間合計180分以上)、毎日行うのが理想的です。

運動の強さは、心拍数110~120/分程度を目安に、ちょっときついけど続けられる、と感じる程度です。無理のない程度にやってみましょう!

循環器科

心臓病や血管の病気を専門に扱います。
高血圧、糖尿病、喫煙習慣、高脂血症などの循環器疾患のリスクの大きい人は、定期的に循環器科の診察と指導を受けることをお勧めします。
当院では心臓超音波検査・ホルター心電図(24時間心電図)検査を施行しています。

心不全

心不全とは、心臓の筋肉が収縮・弛緩する機能に異常が発生し、十分に血液を送ることができなくなってしまう病気です。
疲れやすい・動悸がある・足がむくむ、といった症状が現れ、場合によっては肺に水がたまり、息切れや息苦しさを感じることもあります。
このような症状が出たときは早めに受診してください。

虚血性心疾患

「虚血」とは「血がない状態」を意味します。つまり、心臓に十分血が行き渡っていない状態が虚血性心疾患です。
心臓の筋肉に血液を送り酸素と栄養素を供給する ‘冠動脈‘ が、動脈硬化等で狭くなったり、血管が痙攣を起こしたりすることで、心臓が酸欠状態となり、胸痛等の症状が表れるのが狭心症です。
冠動脈が完全に詰まると、その先の心臓の筋肉に酸素が届かず、心臓の一部が壊死してしまいます。これを心筋梗塞と言います。

不整脈

脈のリズムや頻度が一定でなくなる状態を不整脈と言います。
脈が遅くなるもの、脈が速くなるもの、脈が飛ぶもの、脈が完全に不規則になるものがあります。脈が数秒以上も途切れるようなことがあると目眩が起きたり、酷いと意識を失ったりすることもあります。
逆に、脈が速いと動悸・吐き気・冷や汗などの症状が現れて意識が遠のく可能性があります。
不快感や痛み、動悸がある場合には、早めに検査を受けるようにしましょう。

当院では、超音波診断・レントゲン検査・心電計などを用い、循環器の状態を診査・診断いたします。症状によっては連携している総合病院への紹介も可能です。